こんばんは、USHAです。
順番的には「本題」を書かねばならないと思いつつ、でもやっぱり先にこっちだよなあ、と理由のない確信に基づき番外編の更新です。
そのうち、番外編しか書かなくなるのかも(^_^;)
まあ、それは流れに任せるとして。
2000年の春、ちょうど今時分でしょうか。
まさかまさかの連続で、公務員試験準備も忘れて(そんなことすら出来ない状況下)いる中、師匠Rさんから、数日間の身体障害者の介助ボランティアを頼まれました。
それは、インドの聖者様、マータ・アムリタ・ナンダマイ(通称アンマ)という方が、ワールドツアーをなさっていて、その日本滞在中のお手伝いの一環でした。
アンマ(「お母さん」という意味)は、神々の母である、デーヴィーという純粋な母性愛を顕現する(そのエネルギーを地上に降ろすアンテナ役をする)女性の聖者様です。
世界各国を回り、来場者を一人一人ハグするという形で神様のエネルギーを伝えるというお仕事をなさっております。
来場者の最後の一人までハグするので(休憩なし)、夜明けまでなさることもしばしば…という偉大なるグル(師)です。
当初は、まさかそんな方とも知らず、ただ、日常で介助の仕事を日頃やっているからお手伝い位はできるだろう、と気軽に引き受けたのですが。
今思えば、それが大きな運命の転機でした。
4日間、どっぷりその聖者様のエネルギーに浸かってから、私はしばらくその聖者様に、ドはまりしたのです。
注)後から知ったのですが、このように高次の方に一時的に執着するのは全然悪いことではないそうです。逆に、執着して、その世界にどっぷり浸らなければ、自分の我を忘れることが出来ないので、ちゃんと学ぶべきことを学べないのだそうです。
そして、はまった結果、どうなったかと言いますと。
まず、「またお会いしたい、ハグしてほしい!」と思いました。
→で、アンマのワールドツアーの次の国を探す
→アメリカだった
→アメリカ行きたい!!!
と、まあこんな具合です。
ただ、当時、外国に女子(当時20代半ばでしたので)一人で行く、というのは結構無謀だという風潮も少なからずありました。
そんな私に、「一緒に行こうか~」と優しいオファーをくださったR師匠。
すっかり行く気になり、行く場所まで検討していた矢先!
「ごめん、いけなくなっちゃった~。」
というお返事…( ;∀;)。
めちゃくちゃ動揺したのと同時に、「あ、試されてるのか」とシビアに感じたことを覚えています。
要は、
「アメリカに用事があるのはお前自身だろ?だったら、1人で来れるよな?」
ということです。
自身の甘えや依存心を見透かされたような、そんな一瞬でした。
結構わずかな時間で、私は一人で行くことを決めたような覚えがあります。
そして、全ては自分のためなのだ、という覚悟で、
「根拠は全く不明だけど行きたい場所」のリストを携えて旅行会社を訪れ、プランを立てたのです。
その結果。
「7回国内線に乗って9か所訪問する、14日間アメリカ横断の旅」が決行される運びに。
…ちなみに、これは、アメリカに行かれた人ならわかる、
「こいつ馬鹿じゃねーの?」的な激無謀なプランです(^_^;)
私は、このプランに、魂の欲する「行くべき場所」と、アンマのワールドツアーの開催場所をねじ込んだのでした。
続く。