こんにちは、USHAです。
師匠はドSな魔女だった、と前回書いていたのですが、現師匠(男&コロンビア人)も十二分にドSだったことがこの数日で判明しました…。
ドS師匠にしか恵まれない私…( ;∀;)。
さて、続きです。
遂に初のおひとり様海外旅!
とはいえ、英会話能力、当時中2レベル(笑)。
今更ですが、よく行きましたわ(;^_^A
そして、あまりに英語がしゃべれないので思いついた苦肉の策。
「I can’t speak English. I want to go ~.」
とだけ、言う(笑)。
試しに、各到着地の空港の係員に言ってみたのですが。
…ビックリするくらい何とかなりました(^-^;
良い子は真似しないでくださいね(笑)。
今はスマホの翻訳機能あるから、便利ですよね~。
実は最初の到着地の宿以外は予約すらしていない状況で(私の行きたい場所が曖昧過ぎ&日本からは交通手段すらわからない場所が含まれていたため)、たった14日間とはいえ、最初の3日間以降はまるっきり安全保障のない旅でした。
というのも、師匠であるドS魔女Rさん、ご本人がかなりのヒッピーだったらしく。
「だいじょーぶだいじょーぶ、宿なんて現地でとればいいんだから。」
と全力スマイルで、何も知らない無知で無垢な私に教えてくれたからです(その教えはその後のインド編にも受け継がれます)。
とまあ、そんな訳で、「なんとなく気になった地名をめぐるアメリカ横断ツアー」が始まった次第です。
で、最初のセイフティーエリア(=宿確保の場所)、ソルトレイクシティへ。
何気なく予約した宿は、なんとモルモン教本部の真横という立地!!
しかし、当時の私はモルモン教という存在すら知りませんでした(笑)。
初日の印象は、夜の9時になってもまだ全然明るくてびっくりしたこと。
ただそれだけでした。
そして、現地に到着しても何をしていいのかもよく分からず(よくそんなノリで行ったよな…と今なら思えますが)、とりあえず、地名にもある「ソルトレイク」というところと、宿の隣にあるモルモン教の本部の建物に行ってみよう、となりまして。
まずは翌日、モルモン教本部へ。
…なんと、日本人シスター発見!!!
日本出国後、たった2日で日本語と日本人に飢えていた私にとって、彼女らの存在は砂漠のオアシス以上に癒しの存在でした(笑)。
しかも、めちゃくちゃ丁寧なガイドに加え、個人的な予定のソルトレイク行きの日帰りツアーの予約の面倒まで見ていただくという…あまりの優しさにただただ感動でした(T_T)
ちなみに、その翌日のソルトレイク訪問ツアー、集合予定場所にバスが来なくて(多分私が間違えたのでしょうけど)途方に暮れていた時も、本部に駆け込んだらシスター方がすぐ手助けしてくれました(おかげさまでツアーに合流できました😭)!
まあ、そんな己の間抜け話はさておきまして。
モルモン教の本部に、何故初っ端からご縁があったのだろう?
というのが私の疑問でもありました。
しかし、シスターに本部を案内してもらい、「モルモン教とはなんぞや」の説明を受けながら、私は初めてアメリカに来た意味が解ったのです。
これは、「キリスト教」を紐解く旅なのだ。
そして、自分自身の前世を紐解く鍵なのだ、と。
実は、師匠Rさんに出会ってから少しして、突然フラッシュバックした前世があったのです。
それは、本当に、突如起こりました。
現実同様のリアリティ感を持って、しかも現実以上の感情の激動の波を伴いながら。
それは、「使命を果たすために、愛する者、家族と離れなければならなかった悲しみ」でした。
あまりに激しい悲しみと苦しさでした。
思い出したのは、とある駅前のマクドナルドの店内で休憩していた時だったのですが。
いきなり湧き出てくる涙と嗚咽を必死で隠していたのは、今でも鮮明に覚えています。
ひっそりと泣きながら、様々なビジョンを見ました。
…そして、それを見ながら、私は初めて知ったのです。
私は、前世で「キリスト」をやっていたのだ、と。
と書くと、大概変な誤解があるので、誤解を招く前に注釈を。
①キリスト、とか釈迦とか、歴史上結構ハードな人生を送った人物は、実は「複数の人の魂の集合体」で構成されております。その人生を歩むという体験が貴重ゆえ、体験したい(orせねばならない)魂が少なからず在るのでしょう。
というのも、地球上に居る魂がレベルアップするためには「体験学習」するしかないからです。なので、魂は、時にアメーバのように分裂して同時期に複数の「体験」を積むことがあります。そして、各地で複数の「体験」を学習した後、元の母体の「私」に還ってそれらの学習内容を統合するようです(私のヒーリングの先輩にあたる方も元キリストでした)。
なので、私はその一部の魂です。
②キリストに家族居たの?と思われた方へ…キリスト自身、キリスト教の教えそのものは、歴史の中でまあまあアレンジ(改ざん)されております。信じたくない方は、以後フィクションと受け止めるor読むのをやめることをお勧めします。もっとも、今の自分は無宗教、無宗派です(笑)。
③キリスト教では、政治上、宗教上の都合で、「前世」の概念を現在では否認しているそうです。
前置きが長くなりました。
何故に、真っ先にモルモン教にお世話になったのだろうか。という話に戻ります。
私は、あの日、親切なシスターに連れられて、もうすぐ夕日になりそうな太陽をバックにした美しいテンプルを眺めながら、
「ああ、キリストは家族愛が欲しくて、あれから出直してきたんだな」
感じたのです。
世の中に伝えたい愛を、必死で伝えるがあまり、自分の幸せを全く顧みず、その結果、悲しみだけが魂に残ってしまったイエス・キリスト。
あのとき、一緒にキリストをやったであろう、どなたかの魂が、
「いやいや、家族愛、ホントに大事だから!!!」
っていう反省心で、またアメリカに降臨して、「家族愛」の大事さを伝えた結果のモルモン教なのかなあ、と。
…なるほどなあ、という感じのソルトレイクシティでした。
そして、その後の訪問地、実は全てキリスト教がらみだったとは、この時は知る由もありませんでした。
続く。