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番外編〜USHAの成り立ち(個人的な備忘録) その31 〜 ヘラカンババジのアシュラムへ

こんにちは、USHAです。

またまた大層ご無沙汰しておりました🙏💦

近況報告、といえば。

今日、の話(笑)。

とあるところで朝からご神事して、フルート吹いていたのですが、寒さで手がしばらく動かなくなり…

マイナス26度以下だったことが発覚Σ(゚д゚lll)

フルートさん、寒い中、外に出してごめんなさい…( ;∀;)

さてさて、今回は、番外編の続きからです。

USHAという名前をムニラジ氏から頂いた話で完全にストップしてました(汗)。

ちょうど20年前の話です(つまり、あと20年分はネタがあります)。

名前を頂いてから、ムニラジ氏の元祖?、ヘラカンババジのアシュラムへ。

当時の彼にただ付いて行っただけ、のお気楽な旅だったのですが。

交通手段が、何故か途中から馬(荷物担当)+現地人スタッフチャーターに( ̄◇ ̄;)‼️

一体、どこに私は行ったのか、実は未だに分からないのですが(T_T)。

北インド、としか分かっておりません。

とりあえず馬に重たいスーツケースを担いでもらって、自分達は徒歩で河原をひたすら歩きながら…なんとかアシュラムに到着しました。

山に囲まれた、すぐ横にはきれいな川が流れる、ホントに自然の中にあるアシュラム。

まだ真っ暗なうちから冷水シャワーを浴びて、火の儀式に参加するところから1日は始まります。

沐浴は、目の前の川で。

沐浴着を着て、単に川遊びしていただけのような気もしますが(=´∀`)

マウント・カイラッシュ、と呼ばれてる山にも登りました。

チャッパル(ビーチサンダルみたいな履き物)に、民族衣装のパンジャビを着て、という位にあり得ない軽装で(笑)。

今でこそ、ご神事であちこちの山を登ってますが、当時は全然体力もなく…。

途中、完全にバテてしまいました(;_;)

現地人ガイドの人が杖がわりの枝をみつくろってくれたりしてもらい、必死に励まされながらの登山。

今思えば、「登山」ではなく、「登拝」だったと思いますが、当時はそんなことも全く分かっておらず。

何でいきなり山登らされてるの〜(;ω;)

って泣きごとと腹立ちが自分の中で渦巻いてました(苦笑)。

山登りの写真が、確か一枚あったはずなのですが…また探しておきます。

なんとかたどりついた山頂で、神様を賛美する儀式を行い(当時の彼はそういうことが普通に出来る人でした)、やっと下山(^^;;

下山中に、とある小さな村を通りました。

1つの水道で、1つの石けんを代わる代わる使って身体を洗っている、裸んぼの子供達。

その瞳の純粋さ、美しさに思わず息をのみました。

子供達は、そんな私の驚きはつゆ知らず、いきなり異国の客人が来たことに、何やら興奮した様子…

そして、そのまま何故かその村の主?の家に招かれて、お茶など頂きながら、彼氏さんのリードでみんなでバジャン(讃美歌)を歌って大盛り上がり(๑>◡<๑)。

今思えば、何の虚飾もなく、ただ純粋に異国の旅人を出迎えて休ませてくれる人たちに出会い、そこでみんなで楽しく神様を讃える歌を歌うって凄い貴重な体験をしたな、としみじみ思います。

科学技術が発達して、便利なモノに囲まれている時代に生まれ育ち、それが当たり前で育っていた私にとっては、インドの貧富、階級の差は「かわいそう」なものなのかな、と思っていたのですが…。

その、シンプルに生きている村の人達は、豊かできれいな笑顔をしていました。

何が「幸せ」で、何が「不幸せ」なんだろうか…。

と、考え始めたきっかけでもあります。

世の中の誰かが決めた「幸・不幸」のレッテルに左右されることなく、真っ直ぐな心で目の前のものや人を見続け、見極めていかないと、と感じたひとときでした。

続く