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続編 幸せの叶え方 その10 ~ 「環境」は、実は自分が創っている

こんにちは、USHAです。

来年春頃に、と思っていた引っ越しを、ひょんなことから今月致しまして(笑)。

…今年1年で3回目、人生通算14回目となりました( ̄∇ ̄)

物件内覧→引っ越し実施までトータル7日間、引っ越し翌日、深夜から神事で出雲に、という強行軍(笑)。

そして出雲で受け取ったメッセージは「自分に優しく」(爆)。

…この流れ自体が、体力的にあんまり優しくないような…(;´∀`)

そして、そのメッセージの通り、それからしばらくゆっくり休んでおりました(=さすがにバテました)。

さてさて。

久しぶりな本題です。

「タートルネック、着れますか?」

…いや、着れません。肩がハンパ無く凝るので。

という会話から、とあるお客様と、ガッツリHSPの話に入ったのですが。

HSP(Highly  Sensitive  Person)とは、刺激に非常に反応しやすい気質を持つ人のことで、1996年にアメリカの心理学者、エレイン・アーロン博士が提唱した概念です。

世界の5人に1人は該当する気質、ということで最近ネットなどでも取り上げられていますが。

色々生きづらい側面があるのです。

どんな失敗が起こるか予測し、対応策を考えることにかなりの労力を費やす

基本的に、大勢の人がいるところは苦手

タートルネックなど首の締め付けNG

騒音、大きな音、強い臭い、鋭い光は辛い

チクチクした布地は無理

痛みを人より強く感じる

などなど。。

私自身も、前述したタートルネックNGをはじめ、痛みへの耐性の無さ、大勢の人と関わるのが疲れる、等があり、幼いころは、周囲の大人からは過敏症、大げさ、ワガママ、などと言われることもありました。

でも、痛みや不快感なんて、主観でしかないのですから、たとえ親だろうと分からなくて当たり前。

大人になってからは、

「まあ、それが自分だからな」

と割り切って、極力不快な場に身を置かないようにしてきました。

当然、若い頃は「付き合いが悪い奴」にもなりますが(^_^;)。

具体的に言えば…

飲み会は3,4人まで。

それ以上増えたら結構「苦痛」。

10人超えたら、もう休む理由を探してる(笑)。

ということは、大学在学中に体験学習。

大人になったら、もうゼミ会も同窓会も「行かない、行けない、行きたくない]

と開き直れたのでだいぶ楽になりました。

さて、己の気質、特性を知ることは、より生きやすくなるための良いヒントです。

「生きづらさ」とは、自分自身に合わない環境に無理やり順応しようとするときに生じるものですから。

つまり、「環境に支配されている」から、なのです。

環境は、支配されるものではなく、支配するもの、つくるもの。

なので、まずは自分の気質、特性(得手不得手も平等に)を客観的に認識することが大切です。

そのうえで、「幸せに生きる」ということは、「どのような環境設定を己の為にしてあげるか」、だと思います。

私は最初の師匠に、

「自分の環境は、実は自分が創っている」

と学びました。

つまり、

「私ってこういうヒトだから」

「私はこういうことしかできないから」

という思い込み(自己設定)が、実は自分の環境を決めている、ということなのです。

更に、師匠は、こうも教えてくれました。

 ~他人は変えられない。たとえ、家族であってもね。

  でもね、自分が変われば、実は他人も変わるのよ。

  他人も『環境』だから、ね。~

例えば。

結婚前はバリバリ働いて自活できていた女性が、結婚して妊娠出産、専業主婦で忙しく働いていたとしましょう。

ふと気付けば、子供は大きくなって世話を焼かずにすみ、家には家事を何一つやらない夫のみ。

自分のやりたいことをそろそろ、と思ったときに、今まで通りの家事を求めてくる夫がうっとおしい。

でも、食べさせてもらっているし、もう歳だし、今更外で働くなんて…。

という状況だったとしましょう。

ダンナ様に理解を求めるのか?

自分が「我慢」しつづけるのか?

前者は「自分が変わろうともせずに他者を変えようとしている」

後者は「我慢することで変わることから逃げている」

では、この女性が一念発起して、まずはパートから、そして次第に結婚前のように働けるようになってダンナ様の扶養からも外れられたとしたら。

ダンナ様は、「変わらざるを得ない」のです。

奥様の生活スタイルが変わってしまったからです。

ダンナ様を説得する100の言葉より、奥様の1つの行動の変化の方が、はるかに他者を変える効果があるのです。

ただ、変わる、ということには、多少なりとも苦痛や試練は伴います。

結構、お金さえ払って施術さえ受けたら、私は何もしなくも勝手に変わる、誰かが変えてくれる、と思っていらっしゃる方が少なからずいるのですが。

あいにく、前世含めて相当な年数を経てきている人の魂を治す、癒す、というのは、「おもちゃの修理」レベルではすまないのです…(^-^;

習い事にお金や時間を費やしても、自分自身が努力しなければ上達がないのと同じです。

私の昔の師匠、F先生はこのように教えて下さいました。 

「その人の人生の長さをかけて『今』の状態がつくられたんだから、本来は治すのもその長さ

かかるんだよ。治療ってのは、その期間をどれだけ縮めるか、なんだ。」

つまり、施術を受ける側もする側も、その認識と覚悟が必要、ということなのです。

その覚悟をもって、ヒーリングは、「フィフティ・フィフティ」、施術者と受ける側の共同作業なのだ、と。

施術、ヒーリング、とは、あくまで本人が変わりたいように変化するためのサポートであり、クライアントご本人の意志力無しにその人の人生は動かないのです。

人生の主役は、あくまでクライアントご本人、ですから。

ただ、

変わるのは、勇気が要ります。

変わるのは、根気が要ります。

変わるのは、労力が要ります。

要は、「変わった方が自分がラクになるのか、変わらない方がラクなのか?」だと思います。

自分の特性を受け入れた上で、果たしてどちらを選びたいのか。

どちらを選んでも良いのです。

自己責任ですから(笑)。

それでも、真剣に変わろうというヒトには必ず宇宙の存在が働きかけ、支え、導いてくださいます。

つまり、思い切って動いたら、思いもかけなかったようなサポートが降りて来て「何とかなる」のです。

そして、その体験を経た方の心には今まで感じたことのない達成感や平穏さが在ることでしょう。

何故なら、環境は己が創るものだ、という大きなことを体得出来た訳ですから。

お読みお頂き、ありがとうございました。